Archive for the ‘薬剤師になるには’ Category.

国家試験とはどんな試験なのか

「薬剤師国家試験ってどういった試験なんだろう…」と思っている方はいませんか?
今回はそんなあなたにピッタリな薬剤師国家試験に関する情報を提供したいと思います。
まず薬剤師国家試験が行われる場所ですが、北海道、宮城県、東京都、石川県、愛知県、大阪府、広島県、徳島県、福岡県で行われています。試験を受ける際は、住んでいる地域から一番近い場所でOKです。
試験実施日は例年3月上旬の土曜、日曜の二日間となっています。合格発表は3月末です。
試験方法としては基礎薬学60問、衛生薬学40問、薬事関係法規及び薬事関係制度20問、医療薬学120問という配分になっています。合格基準は「問題の難易度を補正した後に、総得点の65%以上を取得した者」、「各科目において35%以上の得点を取得することが出来た者」の両方を満たすことが必要になります。この情報を聞いて「意外と簡単そう…」と思うか「やっぱり厳しいな…」と思うかは人それぞれだと思いますが、簡単に突破出来るほど国家試験は甘くないということは認識しておく必要があるでしょう。

薬剤師になる為の長い道のり

学生の皆さんの中には「将来は薬剤師になる!」と言って日々の勉強に励んでいる方もたくさんいらっしゃるかと思います。
しかしながら薬剤師になる為にはある程度決まった道のりがあることをご存知ですか?がむしゃらに勉強していても試験を受けることはできないのです。今回は国家試験受験までの長い道のりについて紹介していきたいと思います。
まず国家試験の受験資格を得る為には、二つの方法があります。
一つは6年制の薬剤師の養成課程のある大学に進学することです。ここで薬に関する知識を学び、卒業する時に国家試験の受験資格を取得するという方法です。
もう一つは4年制の薬学課程の大学を卒業し、その後2年間の大学院に進学するという方法です。どちらかの手段で国家試験の受験資格を取得して、試験に合格し、薬剤師名簿に登録申請をすることで初めて免許を手にすることができるのです。逆に言えばこの方法以外では試験の受験資格さえ得ることはできません。将来の夢として薬剤師を目指している方は「試験が受けられない!」なんてことにならないように十分に気をつけましょう。

薬剤師も営業します

皆さんの中には企業で営業として働いている方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
営業の仕事は自社の製品を他者に売り込むということが基本になるのではないかと思いますが、実は企業で働く薬剤師の仕事の一つにも営業というのは存在します。
「薬剤師が営業!」と驚かれる方も多いのではないでしょうか。薬剤師の営業では医者に対して薬を売り込むというのが基本になります。普通に営業として働かれている方と方法はほとんど同じです。営業なので、車を運転して顧客の下を回るという形になります。普通の営業の仕事と違う点を挙げるとすれば「顧客が医者である」という点くらいです。
結果が全ての営業マンと同じく、薬剤師の営業も売り上げが全てなので顧客と上手くコミュニケーションを取り薬を買ってもらうことが大切になってきます。
大変な仕事ですが、薬剤師の仕事に多い部屋に籠っての調剤や医薬品管理といった仕事に比べ、外に出て他人とコミュニケーションを取ることが多いので、人と話すことが好きな人にはオススメかもしれません。

医学の進歩には治験が必要

皆さんは「治験」という言葉を聞いたことがありますか?
聞いたことがないという人もいるでしょうが、中には治験に参加したことがあるという人もいるのではないでしょうか。この治験というのも企業で働く薬剤師の仕事の一つになっています。
治験とは、動物実験を経て安全性、有効性を確認できた新薬を人間に試す臨床試験を行うことを言います。治験には二つの形態が存在しており、一つはCRO(受託臨床試験実施機関)と呼ばれる形態で主に製薬会社側をサポートするものです。
もう一つはSMO(試験実施機構管理機関)と呼ばれる形態で病院等の医療機関側をサポートするものになります。治験は薬剤師の人が行う仕事の一つではありますが、薬剤師以外の人も被験者として協力することができます。
興味のある方は是非一度、治験に参加してみてください。また被験者として参加すると謝礼や協力金といった報酬が出ることもあります。医学に貢献できる上に謝礼まで貰えるというのは正に一石二鳥と言えるのではないでしょうか。